観光文化財
国指定重要有形民俗文化財「秩父祭屋台」
国指定重要有形民俗文化財「秩父祭屋台」は12月3日の秩父神社の例大祭(秩父夜祭)で曳き廻される2基の笠鉾・4基の屋台です。
重さは1基が10トン以上あり、屋台ばやしに合わせ、約200人の曳き子によって、夜に無数の雪洞を灯して曳き廻される華麗さは闇夜に一段と映えます。
笠鉾・屋台の特徴は、全て組立・解体式であり、釘を使用せず、装飾品の取付等を麻縄で締結するなど古い工法がとられています。
また、4基の屋台は屋台歌舞伎を上演するため、「廻り舞台」の装置を持ち、更に屋台の左右に芸座を付設できる仕組みになっています。