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伝統芸能

田野の十二神楽

平成5年2月15日に県無形無形民俗文化財の指定を受けたこの神楽は、田野地区に今から350年ほど前の明暦年間に発生し伝承されていると伝えられています。
元々、田野には伊勢講があって年々代参を立てていましたが、伊勢に行くことの出来ない多くの人のために神楽を移したのが始まりとされています。
県内の他の神楽と比べてみても珍しい特徴を持つ貴重な民俗芸能で、十二神楽という呼び名は神楽の舞が十二段(獅子舞・幣束の舞・汐汲みの舞・菱組の舞・剣の舞・姫の舞・鬼の舞・鍾馗の舞・介者の舞・種蒔きの舞・笹の舞・翁の舞)で構成されているところから名づけられました。

 


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